Minori blog
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アメリカ。

星条旗。
人種のるつぼ。
サラサラ流れていくような言葉の響き。
互いに認め合う精神。
TシャツにGパン、ピアス。
個人主義。




高校時代に友人の影響でハリウッド映画を好んで見るようになって、
17歳くらいからの私はとにかく、海の向こうの大国に憧れた。
たぶん私たちの両親の世代とそう変わらない感覚で。

まだまだスターバックスもタリーズコーヒーも、
日本に出店していなかった。
Windows95の発売以前で、
インターネットだって一般的じゃない。
だから海の向こうの最先端情報はただ、
毎月発売される映画雑誌とか、
音楽ならば、ビルボードチャートを唯一放送してた当時出来立てホヤホヤのインターFMとか、
そういうものに目を凝らして、耳をすまして、必死にかじりつくしか、手段がなかった。


まぁガッカリするほどミーハーなんだけど
自分で選んだ筈なのに何だかまるで敷かれたレールの上をただ走っているかのような、
いまひとつ活力を見いだせなかった大学1年生の私に
向こうに行けば、何かきっと活路が見出せるんじゃないか、って思わせるのには十分だった。


今思えば死ぬほど幼稚で安易な動機だし
いったいその漠然としたアンタの夢にいくらお金が費やされると思ってんの!
と叱咤したいところである。
それでも渡航を許してくれた両親には本当に
親ってスゴイ。



でも実際アメリカの風土は、私をちゃんと変えてくれた。
何者をも受け入れる。他人が何をやっていようと構わない、 かといって放って置くわけじゃない、なんとも程よい距離感。


そういう空気に丸半年晒されて、
若いクセにまるで肩凝りみたいに
どこかコリコリに凝り固まっていた私の心はすっかりほぐされた。


自分がやりたいことは
なんと思われようとやっておこう。

そう思えるようになったのはそこからだと考えると、
大人になってからの私の、欠かせない一部分が築かれたんじゃないかと思う。





そんなアメリカが、
もう過去のものになろうとしているのかな。

中には居ますよ、そりゃあ、どこにでも。
有色人種をどこか下に見ようとする人たちは。
そんな人たちはこの国を一歩出れば、
本当にいくらでも。ヨーロッパなんて、もっとかもしれない。
差別が怖ければ、私たちは国を出れない。驚くべきことにアジアの中にだって、西洋人のいるところにはそういう空気が当然のように存在することがある。

ただモンスーン気候の中で育ったしなやかなアジア人は、
そんなのものともせず、強く生きてるわけで。


でも私の好きなアメリカは、
そういうのが前面にでてしまう国じゃない。

多少は痩せ我慢的であったとしても、
多様性を受けいれているからこそ、
すごい。
それならばちょっとした傲慢さがあってもまだ、尊敬できる。
浅はかなのかもしれないけど、
私にはそういう国だった。


連日の報道
私の中のアメリカが音を立てて崩れてゆく感じが、妙に悲しいのは何だろう??
とおもっていたけれど

かつて私を助けてくれた風土が失われてしまうかもしれない、
もしくは実はそれは幻だったのかもしれない、
と思うからなんだろう。



2017年。

まばらな更新ながらも
ときどき覗いてくださる方々
本当にどうもありがとうございます。


今年は、昨年より少しがんばって
何か書けたらいいなぁと思っています!

2017年もどうぞよろしくお願いします。



昨年末にはいいタイミングでライブができて本当によかった。

これからなかなかできなくなるから
ということじゃなく、

逆に、これからの自分の音楽に対する
弾みになりました。
精神的にも少し、安定したような。。笑



そして2017年
今年は私にとって生まれて初めての
大イベントが控えています。。。
まずはそこへ向けて準備を。
もうドッキドキです。
不安は尽きません。

でも、やっぱり楽しみです。
ちゃんと、
怖さより、楽しみが上回ってはいますチュー

幸い、多くの友人たちがすでに経験していることだし
とくに看護師、助産師ともだち、先輩
みんな先回りしたアドバイスをたくさんくれます。ありがたい。



新しい家族に早く会いたい
看護師の仕事にもできるだけ早く戻りたい
歌も作りたい


◯◯したい、って思えることがたくさんある状態
私にとって幸せなことだなぁと思います。



近いところから叶えてゆけるよう
じっくり、
取り組んでいきたいと思います。

ALT SPEAKERでのライブを終えて。

まずは、16日、

東中野ALT SPEAKERまで足を運んで下さいました方へ、

改めまして、本当にどうもありがとうございました。

 

 

最近の私としては貴重なこの1回のライブ、

丁寧に振り返ってみます合格

 

 

最高気温も一桁台、

なんてクリスマス前としては異例の寒さの中。

 

JRでなく都営大江戸線で東中野にたどり着いた私は、

見事に駅前をさまよいましたニヤニヤ

 

JR中央線はかつておなじみだった時代もあったけれど、

降りるのは初めてだったかな、東中野駅。

少し駅から外れるとごく普通の住宅街。

ALT SPEAKERはその中にひっそりと建つ一軒家の建物でした。

外観写真を撮り忘れちゃったけど素敵だった。

地下じゃなくて、1Fなのもまたいいですよね。

 

共演は私の他、み家さん、岸本和美さんと2組だけ。

久しぶりにゆったりとした気持ちで、

ゆったりと6曲、歌わせて頂きました。

 

リハーサル時、これまでで初めてだったのですが

いわゆる”セットリスト”というやつを求められず

マスターさん(PA、バーテンと全てを一人でこなされてました汗)が

「(音に関して)ご希望があれば、その都度言って頂ければ」と。

 

その言葉に、プロ意識の高さというかなんというか、

おぉー。と、感動を覚えました。

案の定、本番とても歌いやすかった。

ありがとうございました。

 

 

 

1. 22(Twenty-two)

2. 私の手のひら

3. 2つの糸

4. 運河の街

5. 鳥のうた

6. piano

 

 

やっぱり何とも、

お腹に一つ、8ヶ月近くの別の命を抱えている状態あせるですと、

どうにも自分の腹筋の所在?が、分かりにくいというか。。。

それに加えて、これはいつものことなのですが

自分の曲であっても、今歌いたい曲と、そんなに歌いたくない曲、

っていうのもあるので(後者の方が常に断然多い)、

いろいろ思案し厳選した6曲でした。

 

にしても、もっと声帯周りに体力が欲しいなぁ。。。

子供が生まれてきたら、

できるだけ生でいろんな歌を聞かせることで、

トレーニングを兼ねたいものです。

 

 

振り返れば、最後のライブから数えてほぼ2年ぶり。

ぜんぜんそんなつもりはなかったのに、

まるで時間が早送りされてしまったみたい。

 

そんな状態だったのにもかかわらず、

予定を空けてお集まり頂いたお客さまには、

本当に本当に、感謝の気持ちが尽きません。

 

でもうかうかしていると、死ぬまでに歌を聴いてもらえる回数なんて、

数えられるくらいになってしまうかもしれない…!

冗談でなく、本気でそう思うので、

やっぱりいろんなことを言い訳にせず、

これからは少し”頑張って”、音楽もやっていかなきゃと。

 

「子育てに入ったら、もうなかなかできないでしょ」

そんなふうに人から言われるのも、

アマノジャクな私としてはなんだか悔しい真顔

なので逆にこれからは、

少し踏ん張ってでも自分なりに音楽できるように、

心を傾けていたいと、少なくとも今は思っています。

 

 

今回のライブが終わったら、私の中ではすっかり年末モード。

今年は、年末年始の自分の勤務シフトを気にする必要もなく。笑

なんとなくうら淋しいような気持ち。

 

2015年はただ仕事と日常とに明け暮れていた感があったけど

2016年は本当に目の回るような、出来事と変化のあった年でした。

過ぎるのが早いのもまぁ当然。

 

来年もきっとそうなるんだけど

とにかく地に足をつけて、行きたいと思います。

 

 

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