1/1ページ目 「ふぁ〜」 『ふぁ〜』 2人のあくびが重なる。 「何や和葉、眠いんか?」 「え?うん。何やこの子見とると眠なってきたわ…」 「コイツも寝そうやな(笑)」 赤ん坊の方も今にも寝そうだ 「平次、ベッド借りてええ?」 「…は?……ぉぃ……υ」 聞いておきながら返答聞かず。 平次のベッドに横になる… ベットの前に座る平次と、 ベットには赤ん坊、和葉の順で横になっている… 「…かわぇ…」 何か呟こうしたが慌てて口を抑えた平次… 「ん?」 横になっている分、ベッドの高さ分、平次が座っている分やらの関係で目線の高さも同じになり、無意識にも目が合ってしまう… 「…や、ほら、もう寝てしもたでコイツ…」 ははっと誤魔化してみるが… 「……すー…」 既に無意味。 和葉も隣で眠る赤ん坊と同じように夢の中だ… 「…おんなじ寝顔しとるわ(笑)」 にてもなぁ…… おまえ、ここオレの部屋であって、ましてやオレのベッドやったりするんやで… しかも赤ん坊おることで変な気分になるわ… 「すー……すー…」 「……」 あかん/// 一瞬オレも一緒に寝たろかとか思てしもた…υ アホやオレ… ほんまはもう重症やねん… せやからさっきの一言は効いたで… 本気やないって解っとるから妙に焦るオレ、自分でアホに思えたわ…υ 「はぁ……」 深い深い溜め息をオレはつく。 その原因の和葉は何も知らずに夢の中… 赤ん坊が和葉の指をぎゅっと掴んでいる 赤ちゃん特有のしぐさ 優しい表情をしている… 和葉もまた気持ちよさそうに寝ている。 「……んぅ……へぇじ…」 「……」 ふと自分の名前を呼ぶ和葉に都合のいい妄想を繰り広げる平次がいる… そして直ぐ様首を横に振ってぱちんと頬を叩く… 「アカンアカン//何考えとんねん…」 必死で現実世界に戻ろうとする… けど… 別に妄想ぐらいしたってええよな? オレの気持ち惑わすコイツの無防備さが悪いんやで… …… 和葉に視線を送るとどぉにも吸い込まれる… ほんま気持ちよさそうに寝よる 可愛え…… そんな和葉を見つめる平次は階段を上ってこの部屋に近づく足音には気づいていない… continued... [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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