1/3ﾍﾟｰｼﾞ目 ―大阪― 急いで待ち合わせ場所へ 「すまん和葉、オレ…」 「何やの！！！平次から誘ったんやん！」 「ホンマに堪忍。」 オレは両手合わせて謝る 「いっつもいっつも何べん遅刻したら気ぃ済むん！！」 完全に怒っとる… 「しゃーないやろ事件巻き込まれてしもたんやから」 「…事件、事件て…ええ言い訳やんな？」 目ぇごっつ据わっとる…υ 「ホンマに事件やったんやで？」 「こっちは心配してたんに… もぉ今日はええ…」 和葉はオレに背を向け歩いてく オレは慌てて… 「…ちょお待てや……ぇ！？」 安易に怒っとる和葉の腕なんか掴まんといたらよかった… 和葉の技がきれいに一本決まる… 「っう…」 なんとか受け身はとれたんやけど… 公衆の前で投げられるオレて…υ 「ふんッ」 と和葉はすたすた行ってしもた オレは暫くそこにいた… いろいろ考えとったら何やイライラしてきよった 第一に４時間も待っとらんとさっさと帰ったらええもんをアイツは… それやのに怒って帰るて何やねん それに事件はオレのせいちゃうし おまえかてオレが探偵なんを知っとるやろ… [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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