1/3ページ目 平次は今、 1人部室にいる。 部活が終わってから既に1時間が経過… 未だ着替えも済ましていない… 部屋の中央で胡座をかき、 竹刀で床を一定の間隔で叩く音が響く… 視線はその床、一点… ボーッとしているようで何を考えているのか解らない… いや、恐らく… 部活が終わって間もない頃、 1人の女子生徒がやってきた それも合気道部の… 「服部くん大変や大変!!」 部員たちが着替えているであろうその剣道部の部室を勢いよく開け、平次を連れ出した 「何やねん…」 「和葉が!和葉がお見合いやて!!」 「・・・・・・はあ!?」 一瞬思考が停止した… 「なんや他校の生徒が会いたい言うて、合気の友達通じて今日会おうて…」 「んで和葉は?」 「行ってしもたんよ!」 目に見えて焦るのはこっち… 「なんで?」 平静を装いながらも内心焦るのは平次… 「和葉、鈍いからたぶん解ってへんねん…向こうも合気やっとるみたいで嬉しそうにしとったわ…」 「……」 「服部くん?」 「…で、何でそれをオレに?」 そういう意識のない和葉で良かったと、心では安堵のため息… 「そんなん当たり前やろ?服部くんて和葉のこと好きなんやろ?」 「なっ// アホぉ!誰があんなヤツ…」 慌てて否定を述べた 「ほんま意地っ張りやな…まぁええわ、ちゃんと知らせたからな!」 それだけ言って帰ってしまった… [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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