☆誕生日には…
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今日は

平次の誕生日。





―放課後―

平次の部屋に和葉が来ている

和葉はプレゼントに携帯ストラップを渡したが、平次は…

「あぁ、オレこれはこれで嬉しいんやけどなオレ、これよりも……」

「ん?」

「和葉が欲しいねんw」

と言いながら和葉のスカートを勢いよく捲った

「なっ///」

慌ててスカートを抑える和葉を見て、平次はニッと笑った

「平次ッ!!」

拳を振りかざす和葉

「あっ、ちゃうちゃう冗談やて(焦)」

それだけは勘弁と必死に宥める平次

その会なく…

平次の頬に和葉の一発が入った…

「う……」

そのまま平次は後ろにあるベッドへと倒れる

「いったぁ……」

殴られた頬を擦りながら和葉を見上げる

「平次が悪いんよ!」

と平次を見下ろす

「ったく冗談やんけ。」

起き上がりベッドの縁に座る

未だ頬を擦る…

「冗談にならへんし。…平次が言うと」

隣に座る和葉。

「どういう意味やろなぁ?」

「そう言う意味や。」

「襲って欲しいん?」

ぐっと顔を近くにもっていく

…と、

「アホッ///」

パシッ…

ほとんど反射的に平手打ちが決まる…

「うっ……」

先ほどと同じように倒れる平次

「ごめんつい…」

「ついやあらへん…ホンマに痛いわ…」

グーで殴られるよりパーの方が辛かった…

本気で痛がる平次を見て、そっと和葉が平次の頬に手を置く

そのまま平次の頬を優しく擦ってやり、そこにキスを落とした

「これで堪忍な。」

和葉にそう言われたら…

「まぁ許したるわ。」

と少し照れながら言う平次

「許したるわって…平次が悪いんやなかったっけ?」

「そやったかぁ?」

「もぉ// 誕生日やからって平次、マゾになっとるんとちゃう(笑)」

「ほな、もっと殴って〜」

と和葉の太股をスカートの上から触る

冗談のつもりで言った和葉だったので一瞬ポカーンとするが…

「ほんなら次は気合い入れときぃや平次ぃ」

と、不敵な笑みを浮かべながら指を鳴らす…

「!?」

さすがにビビった平次はすぐさま手を離して

「すまん、調子乗ったホンマすんません…」

両手を合わせて謝った

和葉はプイッと横を向く…

「かぁずは〜怒らんといてぇな」

甘えたような声で和葉を宥める

和葉は振り返って…

「ほんなら今度は平次からちょーだい。」

和葉は自分の唇を指で指し示す

「…ぅ// しゃーないな……ほな…」

平次は優しく両手で和葉を包み倒し、キスをする

優しく優しく、お互いの温もりを感じ合いながら…

ただ、今日は平次の誕生日…

しばらくすると、上下逆に…

和葉から平次への形に。

「平次好きやで」

一旦唇を離してそう言う。

「平次は?」

「好きに決まってるやん」

優しく微笑み合い再びキス。

こうして和葉から平次への誕生日プレゼントはまだまだ続くのだった。



〜END〜



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