1/4ページ目 『平次なん嫌いや!!!』 和葉の声が平次の携帯電話から響く… それは怒っているが悲しそうな声だった “ツーツー” 「なっ!?和葉っおい!!」 そんな平次の声も虚しく既に電話は切れている 和葉がそんなことを言ったのにも理由がある。 数日前、 平次が抱えていた事件に解決の見通しがつき、和葉と会う約束を今日していたのだった “だった”ということは会わなかったということ… 事件が思わぬ方向へ傾き平次も応援に駆けつけたのだ。 そんな訳で和葉との約束をすっぽかしてしまいしびれを切らした和葉が平次に電話をかけたのだった。 「平次?何かあったん?」 初めは平次の身の心配をしていたが、平次の一言でそれは一転した 『あん?何がや?』 「8時に待ち合わせて…今9時やで…」 『ぁ…忘れとった…』 「・・・・・はあ?」 和葉の頭に怒りマークがいくつも浮かぶ 『いや、事件が展開してしもてな…すまん今日は諦めてくれ!』 「……」 『和葉?』 「もう知らん…平次なん嫌いや!!!」 和葉は電話を切った。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |