1/3ﾍﾟｰｼﾞ目 今日は特に暑い… 「あっつぃ～」 さっきから「あつ～」「あ～」「ぅ～」とかひっきりなしで言うとるアホがこのオレの部屋におる。 言うまでもないが遠山和葉サンです…υ 「へぇじ暑いて～」 「あぁ…」 確かに暑いんや… こんな日に限って部屋のクーラーは壊れとる。 今は扇風機の風力最大にしとる けどこの女はオレの部屋にも関わらず扇風機を独占しとる…υ 「クーラー直してぇな」 「直せるもんやったらとっくにそうしとるわあほぉ」 ホンマにぃ～ 「っちゅうか扇風機の首止めんな！！」 なんやぼ～としとったらいつの間にか和葉の方にしか風いっとらんやないか！？ オレは扇風機の首をガッと無理矢理自分の方に向けた 「あー何すんねん！！」 「何すんねんってココオレん家やぞ！」 「あ～そやったわ(笑)」 「そやったわてお前な…」 「ええやん細かいコトはｗｗ」 細かい…か？ ……まぁええわ…υ 和葉が扇風機を再び回し始めた すると和葉は自分の方に扇風機の首が向く度に「あぁぁぁぁ」とかガキみたいなことやっとる せやから思わず、 「ガキか…」 て言うた 「ん？」 とオレの方を向いた 何やその反応は… 「…あほ。」 「ふ～んだ」 頬膨らまして扇風機の方に向き直した ホンマちっさい子供みたいや(笑) …… それにしても… 「あっつぃなぁ～」 「ほんま。」 「お前涼しそうな格好しとるな…？」 ふと和葉のその格好が目についた いくら夏や言うても露出しすぎちゃうか？ 「全然涼しないで、この部屋暑過ぎやもん」 「ぁ…まぁそうなんやけど…υ」 オレの下心なん１っ個も気ぃ付いてへんし… …別にええんやけど… 「なあ平次？」 「ん？」 「どっか行かへん？」 「どこ？」 「どこでもええよ。バイク乗りたいねんｗｗ」 「あーそやな。ほな、行こか。」 ここおってもしゃーないし、むしろバイク乗った方がなんぼか涼しいやろ オレらは目的地もなしに出掛けた。 [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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