1/1ページ目 「へぇーじ」 「あん?」 「また事件やの?」 その開かれた手紙… 茶封筒に入っていたその手紙… 宛名は『服部平次様』 事件の依頼以外平次に手紙なんてあらへんもん… 「そぉ…みたいやな…」 「今度はどこやの?」 「鳥取。」 「クモ屋敷?」 「アホぉ」 しかめっ面の平次はそう言い返した 「アタシも…」 「つれてかへん。」 きっぱりや… 最近冷たいで平次… 「…どんだけオレと一緒におって危ない目ぇに会うた?」 「え?」 「せやからもぉつれてかへん。」 「平気やて!アタシなんかより平次のほうが毎回毎回怪我して帰ってくるやんか!!」 「オレがいつおまえに心配されるような怪我した?」 「いっーぱいあるやん!!自殺止めようとしたんはええけど拳銃に撃たれて大変やったやん!ほんで海に落ちてくるし!」 「…」 事実を並べたアタシの言葉に言い返せない平次はだんまり 「それに京都行った時なん1日で2ヶ所も怪我したやん!」 アタシが助けに行かへんかったら大変やったやん… 「いや、まあ…済んだことはええねん…」 「ぁ、こら平次!」 アタシから逃げるように部屋から急いで出た… 「平次!」 「…?」 階段降りる平次が振り返る 「気ぃつけてな?」 「…おう。」 片手を振ると平次は玄関へと向かった もう片方の手には茶色の封筒… アタシには止められへん平次への手紙… でも一番楽しそうな顔をする平次 そんな平次が好きなアタシ。 〜END〜 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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