1/1ページ目 オレの目の前で揺れるしっぽ。 いつも以上にはしゃいどる… なんでや? そんなん思とったら急に振り向いた 「なあ平次w」 全開な笑顔で… 「…なんやねん…」 オレは訳解らへんで聞き返す 「今日のテストどやった?」 ニコニコと聞いてくるんは自分の結果に自信があるから… やろ? 「…知らんわ…」 「やったw今回は平次に勝てそうやわ♪」 「…」 …嬉しそうな顔… 妙に腹が立つ… 「おまえみたいに学校の勉強なんぞしとる暇ないんや。」 なんて言い訳… 「昨日も事件やったんやて?」 「ん。」 「事件事件…毎日忙しいんやね?」 あん? なんで笑とんねん? いつもなら怒るとこやろ… 「本業忘れとったらそのうちアタシの方が成績よぉなるでw?」 …確かにな… 出席率の悪いオレにいい成績なんつかへんな… っちゅうか… 「…その前に退学や…」 「あ、…アカンよ!退学とかならんといてよ!」 やけにむきになった和葉… ピタッと歩く足が止まる… 時間も空気も… 「…なんでや?」 解っとる コイツが思てることは解る 解っとって聞きたなる 「なんでて…そんなん…」 「んー?」 1歩和葉に近づいた 「…そんなん言わせんといてよ//」 ぷいっとオレから顔反らした 「言うたらええやん…オレと一緒にいたいんやろ?」 ニヤリと笑う 「なっ// ちゃうもん//」 「まぁ退学なっても離さへんけどな。」 「えっ//」 オレは和葉の先を歩く… 後ろで固まっとる和葉を手招きで呼ぶ そして手を差し伸べる 一瞬戸惑った和葉はニコッと笑ってオレの手を握った。 〜END〜 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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