☆ちょっといい日
1/1ページ目



ああ…

憂鬱や…



そっとさするお腹…

我慢出来ないほど痛いわけやない…

せやけど痛い…



「おい…無理せんと自分の家帰れや。送ったるから。」



平次の部屋で、

ベッドで、

横になっとるアタシ。



「…平気やて…」

「薬は?」

「飲んだ。」

「痛いか?」

「…ぅん…」



そっとアタシに近づいてアタシの頭を撫でた



「いっつもそんくらい優しかったらええんに…」

「…まぁ、こればっかしはオレにはどぉしようもないからな…」

「せやね…」



ほんまに解らんくて困った顔した

なんやめっちゃ心配してくれとる…

そぉ思たらなんや顔が緩んでしもて…



「なに笑とんねん…」

「ん?」

「痛いんちゃうんか?」

「ひゃっ//」



平次の手がアタシの服の中に入ってきた

そっとお腹に触れた…



「ちょっ//」

「…ぬくいな?」

「あほ。平次の手ぇ冷たい…」



せやけどすぐにアタシの熱奪って…

どっちも熱くなる…



「なあ平次?」

「ん?」

「…キスして?」

「…ほんま甘えたがりやな…」

「うん。」



アタシもそぉ思う。

こくっと頷いた



「しゃーないな…」



すっとアタシのほっぺたに手を添えて

ゆっくりと優しいキスをしてくれた

あったかくて…

どんどん欲しなる…

せやけど痛みに顔をしかめる



「ほんまにぃ…オレがあっためたるからちょっと寝よか?」



そぉ言うと平次がベッドに潜り込んできて…



「ちょっ…//」



アタシが焦っとると、

接近した平次の顔は笑とった

アタシはお腹を抱えとった手で平次に抱きつく

痛みなんか忘れてしもて…

気持ちいい平次の体温に眠たくなる…



「月に1回くらいやったらいくらでも甘えたちゃんしてええで。」

「月に1回だけなん?」

「それ以上は今のオレには無理や…」

「え?」



あっ…

照れとるん平次?

なんやそぉ思たら嬉しなってめぇいっぱいすりすりしとった

そしたら

困った顔して平次がまたキスしてきた…





相変わらずお腹は痛いけど…

こんなんやったら楽しみになってまう

また来月の女の子の日を。



〜END〜



[指定ページを開く]

章一覧へ

<<重要なお知らせ>>

@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、2024年5月末をもってサービスを終了させていただきます。
詳しくは
@peps!サービス終了のお知らせ
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。




w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
無料ホムペ素材も超充実ァ