1/1ページ目 いつもの2人。 いつもの教室。 何やら大きな声が聞こえる… 「アホ!そこはオレに譲るべきやろ?」 「はあ?なんでよ!!普通女の子の行きたいとこやろ?」 2人は何をネタに喧嘩をしているのやら… 今度の休みは1日使ってどこか遊びに行こうと言った平次 そこまでは良かった… そこまでは… どこへいくのかで口論となっているのだ… 「なんでそな高いとこ行くねん!」 「やって新しいアトラクションまだ乗ってへんもん!」 ユニバーサルスタジオジャパン… 平次にとっては人混みでただ金を奪うとこだと言って嫌らしい… 「はんッおまえはガキか?」 ぷいっとそっぽを向く 「ガキでええから行こうや平次ぃ〜」 平次の肩を揺らしてまるで駄々をこねる子どものように頼む和葉 「なあ平次ぃ〜お願いやぁ」 甘えるように和葉は平次に近づく… 「…おまえ…どこでそんなおねだり的なもん覚えてん…」 ふと振り返るとすぐ目の前に和葉の顔 気がつけば和葉の手が自分にまわっている… ジトッと和葉を見ると平次は言う 「ん?」 「ん?やないがな…解った解った。連れてったるわ…そやから離れ…//」 離れるように平次が促すと、 「平次てこぉゆうん嫌いなん?」 ごめん…というような顔で平次に聞く その言葉にピタッと平次の動きが止まる… そして、 「あ、いや、別に…ただ…人前やで?」 チラリと周りに目をやる平次… 数人の生徒とばっちりと目が合う… 「…ふ〜ん……ほな、誰もいいひんとこやったらええん?」 「…ッ///…アホか…そぉゆう意味ちゃうわ//」 周りがニヤニヤ笑って自分たちを見ているのが嫌というほど解る… さっと和葉から逃れて言う 「ええやん…アタシは学校の方が好きやで?」 「…なんで?」 「平次が照れとって可愛いw」 平次に飛びつく勢いで抱きついた 「ッ/// アホちゃうかおまえッ//」 慌てて和葉を引き離そうとする… 「へぇーじ。」 「?」 和葉が顔を上げて平次を見つめる… そっと和葉は平次の唇に自身の唇を合わせる… 「ッ///」 びっくりして全てが静止する… だがそれは一瞬だけ… すぐに和葉から強引に離れて和葉の頭をベシッと叩く 「いったぁ……何すんねんアホ…」 叩かれた頭をさすりながら和葉は平次を見る 「そらこっちの台詞や!」 「もぉ……そんなん言うんやったら今日平次ん家行かへんから!」 ツンとして和葉は言う 「ああ!?」 「学校でさせてくれへんと家でやらせたらへんからw」 今度はニコッと笑って言う… 「……」 その言葉に平次は考える… 周りの視線は、どうする服部?と言っているとしか受け取れない… 「…ずっこいやっちゃ…解ったわ。そん代わり帰ったら最後まで付き合うてもらうから覚悟せぇよ…」 ぽんと自分が叩いた和葉の頭に手を乗せると平次はそう言う 「…そぉゆうことは平気で言うんや…//」 赤い顔してぷいっと和葉は顔を反らした 「…和葉のほうが可愛いわ…」 和葉の頭をつつくと平次は言う 〜END〜 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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