☆席料
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「またこいつぅ…」

オレの部屋

オレのベッドに和葉が寝とる…

度々この光景を目にする…

オレだけの特権やな(笑)

そこでオレは和葉にギリギリまで近づく

「か〜ずは。」

と呼んだった

「…んぅ?」

目を覚ました和葉にオレは…

軽くキスした

「……なっ///」

始めは寝ぼけとったんか状況を把握出来てへん和葉…

それがまたオモロい(笑)

せやけど、すぐに我に返りオレに待ったをかける

「あんた、いきなり何しとんの!」

「ん?勝手にオレのベッド使うた席料や。」

オレはイジワルそうな笑みを浮かべてそう言うた

和葉の表情オモロすぎやw

「何やのそれ?」

「何が?」

お互いしばらく見つめ合うた

……

見つめ合い過ぎて…

キスしてしもた

どちらからともなく。

離れるとお互いまた見つめ…

そして、同時に笑うた

「アタシら何やってるんやろね。」

「ホンマに。」

照れてお互い赤うなった

「可笑しいで(笑)」

「そやな(笑)」

そんで2人で笑う

「平次、好き。」

と、和葉が不意に、

ちゅっ

「ッ///」

ドキッ

不意打ちにオレは弱すぎるかもしれへん…

唇が離されると、和葉はオレに抱きついてきよった

「かず……///」

お前不意打ち好きやな…

「…ずっと側に居ってな。」

へ?

お前この状況にその台詞…

アカンて……///

ほんで、抱きついた姿勢のまま再び…

ちゅっ

今日の和葉はキス魔か?

せやけど今度は身を乗り出しすぎて…

「きゃっ!」

「おわっ!」

和葉はベッドから落ちた…(笑)

ちょうどオレの上に。

ちょうど馬乗りの形に。

「…エヘッ///」

「エヘッやないし///……」

と、言いつつも嫌ごうてへんオレυ

そんで、

またイジワルな笑みを浮かべ

「こら追加の席料取らなアカンな(笑)」

て言うてみた

「そやね。」

和葉もさっきのオレと同じような笑みを浮かべる…

そんで本日何度目かのキスを優しくオレにした

「席料はこっちが払うもんやろ?」

これまた優しい笑顔で言う

「ッ///」

余裕かましてたオレも一気に赤うなる

それを見て、

「平次可愛えッ//」

て言うて再度抱きついてきよった//

「ッ///」

ぅ〜

和葉、最高や。



〜END〜



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