1/1ﾍﾟｰｼﾞ目 「へぇーじ！へぇじ！」 朝はよぉに叩き起こされた… 「なんやねん…うっさい…」 オレを揺する和葉を無視してまた布団に潜る 「…ちょっ…平次っ！」 「…」 「今日は金環日食やねんで！一緒に見る約束したやん！」 「…１人で見たらええやん…オレ眠いんやから…」 「…そう…。」 オレのそばから和葉の気配が消えた やっと静かになった思てそっと布団から顔出したらまだおった… 「なんやねん…わかったわかった…」 ジッとオレを見る和葉にオレは折れたった せやけどまだ動き出さへんオレを見て和葉の手がオレの顔に触れた… 「…ん？」 ちらりと和葉を見上げると眠たい目が一瞬で覚めてしもた… 「…どや？これで目ぇ覚めたやろ？」 「あ、あぁ…」 少し赤い顔した和葉にオレはポカンとしてしもて… 「っちゅうかなにすんねん！！」 ずっと触れとった和葉の手をどかしてオレは起き上がった 「キスしただけやん。」 「なっ…υ」 はっきり言うその顔が腹立つわ… なんやこのままやと悔しいからオレも和葉を捕まえてキス返してやった… 「っ…アホ！！」 「は？アホにアホ言われたないんじゃアホ。って…こんなアホなことしとったら日食見られへんで？」 完全に忘れとるこのアホにそれを言うたる 「あ！そやった…早よ起き平次！行くで！」 「うわっ」 強引に引っ張られたままオレは外に連れて行かれた… ほんで日食が始まってからずっとすごいすごい言うとるアホの隣でオレはまた眠くなってきた… 嬉しそうなコイツの顔で… END. [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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