1/4ページ目 春、 さくらの季節、 そして今日は新学期の始まり。 「今日から2年生やね平次w」 「そやな…」 「…平次?」 アタシのテンションとは全く逆の反応を見せた平次… 何や満開に咲いた綺麗な桜をぼーっと眺めとる… そういえばいっつもこの季節、平次は桜を見てぼーっとしとる そない好きやったっけ…? 「なぁ、和葉…」 「ぇ…?」 桜を見たまんまアタシに話しかけた 「覚えとるか?」 「…何が?」 主語があらへんかったら何も判らへんやんか… 「…小学校の入学式…」 平次が桜からアタシに目を移した 「…ぅん。覚えとるよ…」 はっきりと… 忘れるわけがあらへん。 それを思い出すとほんのり頬が染まるんが自分でも分かる。 「アレ、今も変わらんで…」 「へ…///」 思ってもみなかった平次の言葉に心臓がドクっとなったんが分かる… あん時のことはずっと平次は話さへんかったから忘れてしもたんやと思とった… ずっとアタシだけの思い出にしとった… せやのに今日の今、突然その話になったんはビックリや… ****** 何でそない驚くねん… やっぱ失敗やったんやろか… この季節しかあらへんと思たんやけどなぁ オレが告るんは… [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |