1/1ページ目 「和葉は例えるなら“向日葵”やな。」 「ぇ?どぉしたん平次?」 日曜昼下がり、 夏の日差しが窓から差し込む平次の部屋。 そんな日差しを遮るために、 和葉がカーテンを閉めに窓へと向かう… そんなところで平次がふと呟いた 「なんやろ?特に理由あらへんけど、和葉は向日葵っぽいわw」 ニカッと笑う 「ふ〜ん。なんや嬉しいな、向日葵かぁ…」 窓を開けた 「夏が似合うな…和葉。」 太陽という光源で影になるその背中に言う 「んーそしたら、」 窓の外の太陽を背景にくるっと平次の方に体を向け、 「平次も似合うで。」 「ん?」 「色黒がかっこ良く見えるw(笑)」 「へっ…//」 拗ねたように横を向いた 「けど、アタシが向日葵やったら平次は“太陽”やね。」 そっと太陽を見上げて微笑む 「太陽?なんでや?」 意味が解らず首を傾げて和葉を見る 「アタシにとっての太陽や。」 「……うまいこと言うたなおまえ。そぉか…ええなそれw」 真っ直ぐ太陽に向かう向日葵は、まさに平次と和葉。 そのキラキラした表情だって。 真っ直ぐな想いだって。 「平次はアタシのこと見てくれてる?」 平次に視線を戻した そんな平次がふっと微笑み、 「寧ろ、お前しか見えてへんわ。」 和葉に視線を送る 「そぉ言うてくれると嬉しいわ♪」 ニコッと笑って答えた 「……そぉか?ほな、ええかげんに窓閉めてくれや…」 ほんの少し目を反らして照れ隠しにそう言った。 和葉だって輝いている 眩しいくらいに。 〜END〜 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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