1/1ページ目 ―登校中― 「平次ぃ〜今日は何の日でしょう?」 朝の登校時間 後ろから叫ぶように和葉は平次に言う 「…まぁたくだらんこと言うて…七夕やろ?」 「くだらんて…年に一度しか会えへんねんで織姫さまと彦星さまw」 嬉しそうに空を見上げる和葉 「はいはい。そやな年に一度しかな。」 うっとうしそうに平次は話を流して歩き出す 「もぉー平次にはそぉゆう気持ちないん?」 ムッとして平次を見るがすたすたと前を歩く 「ぁ、待って平次ッ//」 今度は嬉しそうに平次の横を歩く和葉 ―下校中― 「あーあ……曇ってしもたね平次…」 ちょっと長引く梅雨前線の影響で空は曇ってきた 「せやな〜かわいそうにまた来年やなぁ〜」 全く心のこもっていない言葉に和葉はムッとする 「ほんま平次はー」 「どーせ空想のおとぎ話みたいなもんやろ」 「そんな夢のないこと言わんでもええやんか」 平次を未だムスッと見てやる和葉 「へいへい…ええ夢やなあ」 「もぉッ」 「せやけど、オレらは毎日幸せやな?」 「えっ?」 うんうんと頷く平次 「?」 不思議そうにそんな平次を見る… 「年に一度なんオレたえられへんし」 ニカッと隣の和葉を見る 「さっきから何のこと言うてんの?」 「なんやろなー(笑)」 「えー何なん?」 「オレは毎日織姫さまに逢うとるてことや。」 そう言うとばっと走り出した 「ぇ!平次、織姫さまて誰!?ちょおッ// 待ってや平次!!」 「早せぇ和葉w」 今日も幸せな平次 と、 和葉だった。 毎日会えることが当たり前の2人だが、 平次と和葉にとってはこれ以上ない幸せ。 そういうことだよね? 〜END〜 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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