1/1ページ目 「和葉?」 すーすー寝息をたてている和葉はオヤスミ中 「…風邪や聞いたから来たっちゅうのに…なんやもう熱もあらへんやん…」 学校が終わってすぐに駆けつけたのかランドセル姿のままの平次は言う 「和葉なさっき寝たとこなんよ…平ちゃんオヤツ食べてく?」 和葉の母はそう言うと平次を手招きした 「…おおきに。せやけどオレ帰るわ」 チラッと和葉を見てから平次は答えた 「…」 ポンと和葉の頭に手を優しく載せるとその髪をなでてやった そして部屋を出る 「おばちゃん、和葉なんか言うてへんかった?」 玄関先で平次は見送りに出てきた和葉の母に聞く 「あ、そうそう。平ちゃんと遊ぶ約束してる言うとったねあの子」 「せやねん!和葉起きたらアーホ言うといて!」 ニコッと笑うと平次は手を振った 和葉の母も同じように振り返して笑っていた。 END. [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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