1/1ﾍﾟｰｼﾞ目 「へいじ！！」 恐い顔した和葉が平次を追いかける 「そんなおっかない顔すんなや。オカンみたいやで」 ケラケラ笑いながら和葉から逃げる平次は言う 「もぉー返してや！それアタシのたこ焼きやで！！」 「いややーオレがもろたー」 「アーカーン！！」 たこ焼きの入った舟を両手で持ちながら走り回る平次 それを必死に追いかける和葉 「かずはがオレの足に追いつけるわけないやろー」 そんな余裕こいたことを言った直後に平次は転けた… 地面にばらまかれたたこ焼き… 「ああーーー！！！」 和葉はそれを見て叫ぶ 「アホ！アホアホアホ！！どうしてくれるんよアタシのたこ焼き！」 これでもかとアホを連発すると転んだ平次をぶったたく 「いったー！？なにすんねん！」 「なにすんねんはこっちのセリフや！」 「たこ焼きぐらいでぎゃーぎゃー言うな！」 「たこ焼きぐらいて、アタシのお小遣いで買ったんやで！」 「あーわかったわかった…オレが新しいの買うたるから…」 耳元で大声で怒鳴られた平次はしぶしぶ答える 「そしたら買いに行こ♪ほんでこんどは半分こしよな？」 「え？」 「へいじも食べたかったんやろ？」 ニコッと笑う和葉に平次は少し遅れて頷いた。 END. [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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