金曜日の朝。 「あっ平次!」 生徒たちがまだ登校してくる中で平次の姿を見つけるなり和葉は声をかけた。 「ん?」 「こんどの日曜って空いとる?」 「日曜…あーたぶん平気やけどなんや?」 「ユニバ行くんやけど平次も一緒に行かへん?2人より3人のほうがええやん?」 ―ピクッ― 「2人?誰やねん?」 「翔くん。知ってるやろ?」 「ああ…あのガキな…」 ニコッと笑う和葉に平次は不愉快そうだ。 和葉の親戚の子、翔は小学校2年の平次からみたらガキの一言。 「そんな言い方ないやん!平次は行きたないん?」 ちょっぴり不安になった和葉は聞く。 「……考えとくわ…」 というのはほぼ確定の証。 和葉はにっこり笑って教室へと入る。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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