伊庭八郎と土方歳三。この二人が友達だったという話があります。 これは何を根拠にしたどんな話だったんでしょう?? 始めに述べておきますが、実際のところ二人が友達であったことを確証する史料は残っていません。 ただ、ある人物が聞いた話を書き留めた物が残っているのみです。 なので、正しいかどうかはわかりません。私は信じてますがね…むしろ推奨。笑 流泉小史という人をご存知ですか? 彼は明治時代を生きた作家であり、また「剣豪秘話」という資料を刊行しています。 その資料を書く上で話を聞いた人物… 実は、「伊庭と土方が友達」という説の出所は晩年の永倉新八だったんです。 流泉小史は永倉さんから聞いた話としてこんな感じの内容を載せています。 「近藤周斎先生はたいていは懐が豊富で、それを狙うのが第一にいたずら者の伊庭八郎と土方歳三で、両人でよく口実を作ってはお小遣いをねだった」 また、 「伊庭は試衛館道場に三日と明けずに遊びに来ていた」 と記してあります。 永倉さんが話したことなら、結構信憑性高くないですか? 一方、こちらは流泉小史の書いたものですが恐らく作り話と思われているもの。 歳三は遊び人でしたよね。いつものように吉原での馴染みの妓・黛と情を交えた後の帰り道のこと。 歳三と黛の仲を不快に思った黛の先客たちが、道で歳三を襲いました。 歳さんピンチ!! と、そこへ駆けつけたのが伊庭八郎と近藤勇。 二人は歳三の助太刀をして見事刺客に打ち勝ったそうです。 …格好よすぎる伊庭(と近藤さん/笑)。 これが一体何なのかはわかりませんが、おそらく永倉の話を元にして流泉小史が「作った」んじゃないかと思われています。 まぁ、この話はともかく二人はやっぱり昔からの交流があったんじゃないでしょうか??? 真実はわかりませんが、そう思いませんか w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |